【修繕コスト大幅圧縮】賃貸マンション 魔法の商材

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引用:ぺルゴフロアホームページ

https://www.hokushu.net/kenzai/product/1076/

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日々の修繕コスト(支出)をなるべく圧縮したいけれど、築年が経ってきて長期入居の部屋や入居者の使い勝手が悪い部屋となると、どうしても補修など修繕費用がかさんでくる。どうしたらよいか?


そんな疑問にお答えします。
     

 

目次
1:傷がつかない商材   
2:フローリング表記可能
3:デメリットは上手に受け入れる

 

結論 賃貸マンションで床フローリング貼りをするなら、ぺルゴフロアをおすすめします。

理由としては、本当に傷がつきにくいからです。ほんとこれはすごい神商材です! 
世の中に傷がつきにくいという商材は色々あるかと思いますし、私もそんじょそこらの商材では驚かない自信がありましたがこれは本当に度肝をぬかれました。

具体的には、ライターで表面をあぶって黒くススができても拭き取れば元のままとなりますし、1円玉など固いもので思い切り表面をこすってみても問題ありません。
普通のフローリングと異なり特殊な表面加工が施されている為、表面強度が高くなっています。ほぼ不死身です。
営業マンの方から説明を受けたときにはまるで手品を見ているようで、「何ということでしょう・・・・〇〇だった傷が・・・」と某キー局のBEFORE AFTER を紹介する際のナレーションがぴったりはまる感覚を覚えました。
その時は魅力的な商品紹介用のキットもあって、社内で何度かプレゼンしましたがいつも好評で結果多くの物件でぺルゴフロアが採用されました。
メーカーなどから一切見返りをいただいているわけではありませんが、詳しくはホームページを御覧ください。 

https://www.hokushu.net/kenzai/product/1076/

 

フローリングの表記ができるという点も賃貸マンションでは募集上で大きなポイントとなります。
コストも一般的なフローリングよりも1~2割安いイメージです。
よくあるフローリング調の硬質塩ビタイルでフローリング貼りという表記をすることは危険です。

 

ただ、少し気になる点をあえてあげるとしたら、以下の点があります。
上手に整理が必要かと思います。

①遮音性能
床製品の遮音性能を示すLL等級を取得していません。
よく昨今の分譲マンションでは、LL40、LL45等級のフローリングを使っている、もしくは相応の床構造となっているなど床遮音性能の設定をしているケースをよく見かけますので、それらと比較した時に本製品は本当に大丈夫か?後々騒音問題につながらないか?とう不安がゼロではありません。実際に本製品を張り替えるのは、カーペットからフローリングに張替る場合が多いのでなおさらです。

もちろんカーペットと比べると物を落とした時は圧倒的に伝わりやすくなります。(あたりまえですが・・)実際に張り替えた部屋とその下階でどれほど音が響くのか?という音の伝わり方実験を行ったこともあります。階高2800mm程度、コンクリート床スラブ150mm、直床直天物件で、上階で人がジャンプして着地時に鳴らす重量衝撃音、スプーンなどを落として鳴らす軽量衝撃音、人が走り回るなど色々試してみましたが、軽量衝撃音は実際によく聞こえます。それをどう整理するかですが、私の会社では色々な部門の人間で(合計10名以上で)実際にその音を聞いてみて、「我慢できないレベルではない」という判断をし、結果カーペットから張り替えるということを何部屋も行っております。今のところ複数の物件で合計30部屋以上のぺルゴフロアへの張替を行っていて、大きなトラブルに発展した部屋はありません。1部屋だけ「最近上階の足音などが気になる」という問合せがあり、工事履歴を調べてみると上階の床仕様が従前はカーペットだったところが、1年前くらいにぺルゴフロアに張り替わっていたという事例はありました。下階入居者は上階の仕様について知る由もありませんが、実際に上階がカーペットからぺルゴフロアに変わっている為、下階に音が聞こえやすくなっていることは事実かと思います。ただ、音に関しては感じ方の問題や上下階の生活スタイルによるところが大きく、何より上階住戸の床仕様を下階住戸の契約条件となってはいません。上階に遮音性能の高い床素材を採用することで下階の賃料をあげるということもしませんので言われてみればあたりまえです。(そうなると、賃貸マンションで遮音性能の高い床素材ってどう評価すれば微妙ですが・・・)本件は、上階に注意喚起を促すという落としどころで事なきを得ました。

 

②納まり 
端部にクリアを設けないと乾燥収縮による素材の動きに追従できない為、各所に見切り材を設けないといけません。玄関框部分や建具下の見栄えには大きく影響しませんが、居室部分の巾木下や蹴込部分に見切り材を設置した場合には多少見栄えに影響するような気もしています。

https://www.hokushu.net/kenzai/wp-content/uploads/2018/02/868b7644cd6747d3ba972a93ec26c848.pdf

見切りが気になる場合は、木巾木(たいてい7mm)を利用し、クリアを確保しながら
上手にその部分を巾木で隠すことをしていけばよいです。

 

 以上 床フローリング材にぺルゴフロアを採用することは大変おススメです。

 

日々の修繕での不満をすぐに解消できるはずです。