【コスパ優先リノベーション】フロアタイル上貼りのすすめ!

f:id:shigeshigeking:20200803074521p:plain

出典:ナオスフローリング サイト

 

f:id:shigeshigeking:20200704153213j:plain

 

所有中の賃貸マンションで室内の老朽化も進み、賃料下落もじんわり始まっている。
インテリアのトレンドにあわせた内装リノベーションをあらゆる部分で行うと
費用もそれなりにかかりそう・・・・コスパの良いリノベって?

 

 

そんな疑問にお答えします。

 


目次
1:床を変えるのが一番効果あり! 水回りは高額すぎる
2:フロアタイルで十分! 驚愕の事実 賃貸仲介会社もその良さを知らない・・・

 


結論、リノベーションするにあたり一番コスパがいいのは床仕上材の変更です。
理由は、よく言われる水回り(キッチン、洗面、ユニットバス)を変更するとなると膨大なコストが発生しますが、床材変更だけであればコストは抑えられますし部屋の雰囲気も一気に変わるからです。
具体的には、水回り変更するとなると100万近くコストがかかってくる場合があるので、それ以外で何かないか?となると、一番視覚に飛び込んでくる面積が大きく、部屋に入った最初の印象を左右する床仕上げ材を変更するのが一番効果があるという話になります。玄関を開けて室内の様子を初めて見ることになりますが、たいてい案内する仲介会社は狭い玄関からまずは広いリビングなどに案内します。そこで部屋の印象がほぼ確定しますが壁紙はだいたい白のクロスの為、印象を左右するのは視覚的に広い範囲を占める床の色合いや素材感となるわけです。床材が綺麗に張替えられているのと、古く傷だらけというのとでは印象が全く異なりますし安っぽいクッションフロアや昔の物件に多い巾狭のフローリングでも古さを強調します。
もちろん、エアコン設置やウォシュレット設置や水栓をシャワー付きに変更するなど設備機器を変更することで部屋のバリューアップを行うという考えはありますがリノベーションという観点で室内を変えていくとなると、やはり床仕上材の変更が一番効果があります。

 


次に、床材をどうしたらよいか?という議論になります。

結論、フロアタイル上貼りで十分です。

理由としては、今だと巾広のフローリングが流行っていますが、賃貸でフローリングを貼替えるとなるとそれなりにコストがかかります。
フローリングを張替えでトータルで10,000円/㎡くらいかかってきますし、貼替えではなく薄い3mm厚のフローリングを上貼りすることで2~3割コストダウンをはかることもできますが、それでもやや高くつきます。その点、木質系のフローリングではなく
塩ビ系のフロアタイルではさらに3割ほどコストダウンが可能です。フローリング貼りと訴求できないこと、木質系の質感を享受できないことなどデメリットもありますが、
圧倒的に安いこと、フローリングと見分けがつかないこと(デザインが進化し流行りの巾広タイプもある)、を考えると結論、フロアタイルで十分です。
最近知ったのですが、触った感触はフローリングとフロアタイルで異なりますが、技術は進歩し昔ほどあからさまではなくなってきています。また、何より仲介会社がその材質の違いをあまり理解していない為、いくら良いものを施工してもお客様には伝わらないということが分かってきました。

新築でフローリングが貼られている物件がほとんどですが、再生させるという観点で工事を行う時に馬鹿正直にフローリングを張替するというのは不要です。もちろん費用を潤沢にかけられるならフローリング張替するに越したことはないですが、そんなことなかなかないですよね。

 

以下、参考までに

〇3mmフローリング  ナオスフローリング (木質系)

フロアタイルより質感はよいので個人的には好みです。

出典: https://www.kenkoureform.com/flooring/

上貼りフローリングは巾木の下に飲み込ませることで巾木は現状を生かすことが可能です。

 

フロアタイル  サンゲツ フロアタイル (塩ビ系) ※その他メーカーもあり

豊富な種類で品質も高く安価で言うことなし。幅広約150mmとなっていることもよし!

出典: https://contents.sangetsu.co.jp/doc/catalog-index/floortile19_02.pdf?_ga=2.247718849.796575749.1596376241-1810510473.1596376241